【YZF-R6】納車されて15,000km走った感想

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青しゅり
こんにちは!
この記事ではYZF-R6に乗り始めて感じたことをまとめるよ!

赤しゅり
YZF-R6(以下R6)が気になってるけど、どんなバイクだろう?
R6かっこいいけど、実際乗るとどうなんだろう?

と考える迷える仔羊は数多くいると思います。
自分は一切迷いませんでしたが笑

今回はそんな方々に、R6が納車されて2年15,000km走った自分が、
伝えられるだけR6について伝えたいと思います。

目次

YZF-R6ってどんなバイク?

R6はカウルに包まれたフルカウルバイクです。
その中でもスポーツ走行に重きを置いて作られてあるスーパースポーツ(SS)モデルです!

より速く、より軽くを目的に作られたバイクですね。
そのため車重はガソリン等を含む装備重量でなんと190kgほど

190kgと言われてもあまりピンと来ませんよね。
誰でもわかるように言うと、教習車で多く採用されているCB400SFより10kgも軽いです!
軽い車体なので、ハンドルが切れない以外は取り回しも楽です。
CBより軽く、CBより速い、これで十分凄いですね!ただトルクはないです(後述)

青しゅり
SSはハンドルの切れ角が少ないものが多いです。
それを踏まえてもハンドル幅の狭さから取り回しは楽に感じます。

次にスーパースポーツとしての立ち位置です。
CBRやGSX-R、ZXなど同じクラスの他のSSに比べると、
キツめのポジションであると言えます(CBRとZXしか跨ったことないけど…)

シート高は驚異の850mm、それに加えてハンドルは低くかなり遠めです。
シートに跨り、ハンドルに手を伸ばすだけでかなりの前傾姿勢になります。

そのため、街中でのんびりと車の流れに乗ってると徐々に全身が悲鳴をあげます…。
反面、スピードが乗ったり程よいコーナーが続く場面では楽に走れます!

シート高は高いもののシートは結構絞られており、数値ほどの脚付きの悪さは感じないかもしれませんが、それでも850mm立ちごけには気をつけましょう

青しゅり
自分は身長177cmの短足体型で、両足立ちでかかとが浮くくらいです。
立ちごけ未遂は何度かあったものの、今の所一度もこかすことなく過ごせています。

まとめ

  • 装備重量で190kgの軽くて速いバイク
  • 乗ったときのポジションはきつめ
  • 街乗りは地獄、ツーリングは余裕

乗って感じた、悪かったところ

先に悪いところ書くのもなぁ…と思いましたが、
楽しみは後に取っておくつもりで悪いところを書いていこうと思います。

先に書いておきますが、良いところも悪いところも個人の感想です、悪しからず!

ポジションがキツい

なんだかんだと言ってもやっぱりポジションはキツいです。
ただ、スーパースポーツに乗る以上は仕方ないですね。
楽なポジションで乗るために作られたバイクではないので…。

特に街乗りの低速域や、渋滞なんかは上体に効きます!
ニーグリップを特に意識しないとすぐ腕で支えてしまうほどにハンドルが遠いです。
個人的には、60km/hあたりから慣性と前傾姿勢のバランスが取れて乗りやすく感じます

ハンドルはほぼ膝の高さ。椅子に座って肘を膝に当ててから浮かすとR6に近い姿勢になるかも?

排熱がとても熱い

これはR6に限った話ではなく、大型SS全般に言えることだとは思いますが、とにかく排熱が熱い!!

SSは水温の上昇がすごく、R6は106℃から強制冷却ファンが回るのですが、
夏場スピードに乗れなかったらずっとファン回りっぱなしです。
ファンはラジエーターを挟んで、車体前方から後方に向けて風を送ります。
この風がとっっっっっても熱く、下半身に襲いかかってきます
そしてカウル内から上体にこみ上げる熱気…。
フレームもチンチンに熱されています!
正直、夏場はこれがしんどすぎてR6を出すことが億劫になります…。乗るんですけどね!(21年はほとんど乗らなかった…)

ポジションの写真では、レーシングブーツを着用していますが、
これはシューズとズボンの間から入ってくる熱気で、
スネが焼けそうなくらい熱かったため購入したものです。
熱気対策にもなり、シフト操作のしやすさ安全性も高いため、
丈の長いブーツの着用を強くおすすめします!

夜なら少しは排熱もましになります笑

悪かったところまとめ

  • シート高など、ポジションがキツい
  • エンジン排熱が熱すぎる

乗って感じた、良かったところ

ついにR6の良いところです!
とっても主観の親バカ感想ですが見てくださいね!
悪かったところなんか吹っ飛んじゃうくらい魅力が詰まってるので、
紹介しきらないかもしれません。

それではどうぞ!

かっこよすぎる

納車してすぐの純正状態

何よりも良いところは、まずかっこいいこと!
R1がモデルチェンジをし、細目ポジションになった後に
満を持して発売されたR6(BN6型)!

ポジションを目のようにアッパーカウルに装着し、
テールカウルもシートはR1と同形状、カウルもR1と似た通り抜ける形状をしています。

個人的にR1と比べてかっこよくできていると思う点は、
・ヘッドライトがカウル内に落とし込まれており、よりスタイリッシュに見える。
・アンダーカウルがついており、大きなキャタライザーをうまく見えにくくしている
この2点ですね。

画像比較

比べるとR1よりR6の方がライトが奥まってあるのがわかります。
より隠れたスタイリッシュなデザインだと思います。
評判が良かったのか、新型のR1もR6のようにライトが奥に装備されています

新型R1

音がいい

完全に個人の感想です。
R6のフラットプレーンのエンジン音最高です。

音に関しては、実車で聞いてもらわないとうまく伝えられないのですが、
低回転域では太くキレのある音、高回転域ではほんとに咆哮のようなけたたましい音が聞けます!

なかなか出せるところは少ないですが、14000回転くらいの本当に上の方では
まるでレーサーになったかと錯覚するようなレーシーサウンドです。

YouTubeにもサウンド動画は多く出てますので、なかなか実車で聞くことができない人は動画で確認してみてください!

好みが分かれるところでもありますが、R1とR6で悩む際に
R1のクロスプレーンR6のフラットプレーンのエンジン音で決める方もいらっしゃるのではないでしょうか?


マシンの性能が優れている

これはR6に限ったことではないですが、
スーパースポーツはサーキットでタイムを出すために作られたバイクなので
よく走り、よく曲がり、よく止まります
燃費やポジションなど、犠牲になるものはありますが高性能です。

実際2年乗ってきて、走行性能に関して文句は全く無いです。
ツーリングではワインディングをひらひらと走り、
街乗りでは高性能ブレーキで安心感と余裕のある走りをし、
遠距離では高速道路を楽々と走り抜ける。
これがスーパースポーツです()

SSで長距離はしんどいと思われがちですが、
下道で遅い車に捕まったり、渋滞したときの話であり、
ツーリングに最適な流れの速い道や、高速道路を走るときは楽に乗れます。
カウルがついている分、高速道路の最適解と言っても過言ではない…。

自分は鈴鹿サーキットでYZFのミーティングがあった際に、
片道500kmをひたすら高速で走りましたが、
流れの遅い阪神高速以外では特に強い疲労は感じませんでした。

鈴鹿サーキットでのYZF-RのMTG。写真右が自分

良かったところまとめ

  • 見た目がかっこよすぎる
  • エンジン音が官能的でとてもいい
  • マシンの性能がいいので余裕の走りができる

まとめ

以上がR6が納車されて2年15000km走った感想です。
自分の稚拙な文章ではうまく伝えられてないかもしれませんが、
YZF-R6はとても魅力に溢れたバイクです。

中型フルカウルからのステップアップにも、
バイクに一目惚れでも、購入はおすすめできます。
今回の記事では伝えきれなかった魅力も乗ってみて感じていただきたい!

2021年現在、絶版車となってしまいましたが、
デメリットに耐えれず、低走行で手放す人も多くいます
気になっている方は是非とも一度探してみてください。

以上、YZF-R6が納車されて15,000km走った感想でした!
YZF-R6はいいぞー!

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