【YZF-R6】オイルフィルター交換のやり方。カウルの外し方【DIY】

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こんにちは!

転職に伴う引っ越しも落ち着いたので、
遂に強化したオイルフィルターを取り付けようと思います。
オイルフィルター購入から半年以上寝かしてました…。

久しぶりの整備記事なので気合入れてまとめようと思います!

目次

オイルフィルターとは

R6のオイルフィルターを交換しようと思って、この記事に来てくれてる人には今更な話ですね。
名前の通り、オイルを濾過するフィルターが入った部品であり、オイルエレメントとも言われています。

エンジンの潤滑剤として使われているオイルが、不純物を取り込んだ際にオイルから取り除く役割をしています。
大体の車種においてオイル交換2回ごとに交換が推奨されています。
なので6,000~10,000kmごとの交換が目安ですかね。

一般的なオイルフィルターの値段は2,000円しないくらいです。
車種ごとに適合するフィルターが異なり、フィルター1種類で適合する車種数もかなり多いので、間違って購入しないように注意してくださいね!

今回取り付けるフィルター

自分が取り付けるのは、以前紹介したK&Pステンレススティール・マクロニックオイルフィルターです。

洗浄することで繰り返し使用できるシロモノです!
まぁ元を取るには10回以上のフィルター交換になるのでかなり割高ですが…。
放熱性能が高そうなので、アチアチになりがちな大型SSでは有効かと思い導入。

自分はせっかくだったのでTPFSさんにて更に放熱加工してもらいました。

エンジンの持つ熱が少しでもましになることを祈る…。

フィルター交換に必要なもの

必要な道具を簡単にまとめておきます。
詳細や商品リンクは記事の最後にまとめていますので是非御覧ください。
↑クリックで移動します

オイルフィルター…今回の主役

エンジンオイル交換道具一式…フィルターを外す際にオイルは抜いておく必要があるので、オイル交換と一緒にやってしまいましょう。

カップレンチ…オイルフィルターの着脱に必要。TONEのものでも1300円程度なのでいいメーカーの買っちゃいましょう!サイズは64

交換作業手順

それではオイルフィルター交換の作業手順を書いていきましょう!
オイル交換も同時にやりますが、オイル交換自体の作業手順は別記事にてまとめておりますのでそちらを御覧ください!

カウルを取り外す

まずは交換するのに邪魔になるカウルを取り外します
主にアンダーカウルとサイドカウルですね。
それらを外すためにちょこちょことしたカウル?パネル?も外します。

アンダーカウルを外す、分ける

自分は社外アンダーカウルを装着しているので丸ごと取り外しますが、
純正カウルであれば車体右側、左側での接続部分を分離可能な状態にしてあげればオッケーです。
アンダーカウル後ろ側にボルトで留まっていると思います!

サイドカウルを取り外す

ここの手順がオイルフィルター交換では一番面倒な工程になります。

まずはハンドル付近のパネルを外します。
赤丸のプッシュリベット2つを外しましょう。
その後、爪を意識して車体後ろ側にずらすイメージでパネルを取り外します。

プッシュリベットは真ん中の丸いところを押し込んでやると爪が緩みハズせるようになります。
付け直す場合は先側から押して皿の上に先程押し込んだ部分が出てくるようにします。

パネルを外したら、パネルで隠れていたボルトを1つ外しておきます
結構忘れがちなところだと思うので(今回忘れてた)早めに外しておきましょう。

次に、ライト奥に見えるカバーを外します。
サイドカウル内側についているカバーです。
プッシュリベット×4で留まっています。外すのにコツはいらない部品です。

これらの他に、フロントタイヤの後ろに左右のカウルを固定しているパーツもあるのでそれも外します。
自分は社外アンダーにて固定されているので常時取り外しです。

これをはずすとようやくサイドカウルを外すことができます
まずはボルトを外していきましょう。
赤丸で囲んだ3つを外します。純正アンダーカウルの場合も左右の接続を外していれば、この3つのみで問題ないはずです。

ボルトを外すとカウルを外せます。
コツとしては、黄丸のあたりに爪があるのでその付近をつかんで、手前側の赤矢印方向に引っ張るパコッと外れます。
最初のカバーを外したところのボルトを外し忘れていると、ここでいくら引いても取れません。

サイドカウルが外れ、オイルフィルターが見えました!これはこれでカッコいい…
カウル外しはここで終わりになります!取り付けの際は逆順で組んでいきましょう。

エンジンオイルを抜く

カウルが外れたら(別に外れてなくてもいいけど)、フィルターを外す前にオイルを抜きましょう
抜いておかないとフィルターを外したときにいっぱい出てきそう(やったことないので分からない)
また、今回は通常のドレンボルトではなくEZバルブを取り付けました。
コックの開閉でオイル交換できるというスグレモノです。
詳細はまた別記事にて紹介しようと思います!

オイル交換の手順や道具の詳細はこちら
※新しいオイルの投入はまだしない。

フィルターを交換する

古いオイルを抜き終わったら、フィルターを交換しましょう。
R6の場合、フィルター前にシフトロッドがあるので、適当に外して避けておきます。
下の写真のようにしておくとプラプラして邪魔になることがありません。

フィルターにアクセスできるようになったら、カップレンチを使ってフィルターを外します
サイズは64mmになります。ちゃんとしたメーカーのものでもそんなに高価ではないので、なるべくいいメーカーをおすすめします。

フィルターを緩めていくとフィルター付近のオイルが出てくるので、こぼさないように受け皿を用意しておきましょう。
はずしたら軽く掃除しておきましょう。

最後に新しいオイルフィルターを取り付けます!
規定トルクは17N/mです。
自分は今回、k&pの使い回せるオイルフィルターを導入しました!

元はシルバーでしたが、放熱加工塗装で黒くなっています。

取り付けの際はフィルターについているOリング(パッキン)に新しいオイルを塗り、取り付けの際の抵抗を減らしOリングを保護しましょう!

普段は見えませんが、こういうのこそ拘りカスタムって感じがしていいですね!
取り付け後のエンジン熱やフィーリングも今後更新しようと思います!

新しいオイルを入れる

フィルターまで取り付けましたら、新しいオイルを入れましょう
フィルター交換時は2.6Lですが、様子を見ながら随時足しましょう。

今回は2.4Lから始め、0.2~0.3Lほど追加でゲージ内に収まる量になりました。
足りなかった場合は、走行中にオイルランプが一瞬点くことがありますので、そのときは追加しましょう。

外したカウルを元に戻す

オイルを入れ終わりましたら外したカウルをもとに戻します。
上記で取り外した手順と逆にやっていけば問題なく取り付けることができます。

自分は社外アンダーカウルなので、取り付けてしまうとオイル漏れが確認できないためアンダーカウルの取り付けは後日にしていますが、純正カウルの場合はアンダーカウルを付けていてもオイル漏れが確認できると思いますので全部取り付けても問題ありません。

各部のボルトの締付けを確認したら作業終了です。(自分はシフトレバーのボルトが緩んでて後日走行中に外れました…)
お疲れ様でした!

まとめ

以上オイルフィルター交換の手順でした。
カウルを外す必要があるので難易度は高そうですが、R6はカウルの着脱精度が高くできているので、取り外しに大きな力を使うこともなく、爪を割ったり折ったりする心配も小さいので是非挑戦してもらいたいところです。

オイルフィルター交換のみでのDIYで浮く金額は少ないですが、オイル交換とセットでやるためお店でお願いするよりもお得にはなります。
特別に必要となる工具もカップレンチくらいなのでかなり手軽に始めることもできます。

この記事を見て挑戦してみようかなという気になってくれれば自分も嬉しいです!
最後に今回使用した道具や、必要なものをまとめておきます。

オイルフィルター交換で使用した道具

-K&Pステンレススチール・マクロニックオイルフィルター
今回取り付けたオイルフィルター。かなり高価ですがフィルター清掃で使い回せる点と、放熱性・オイルの循環能力があがる点で通常のフィルターとは異なる効果が期待できます。


-通常のオイルフィルター
デイトナ製、近年のバイクであれば大体適合してますが、適合はよくご確認ください。
公式適合表


-カップレンチ
自分はTONEのものを購入しました。安心です。サイズは車種によって適合に合わせてください。


-その他オイル交換必要部品
こちらの記事にてまとめています。合わせて読んでみてください。

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