カッコいいヘルメットも買ったし、早速ツーリング楽しむぞ!!
ツーリングもいいけど他の装備への初期投資はちゃんとしたほうがいいよ!危ないからね!
何より安全運転するからコケないし関係ないよ!
今回はそんな方に†悔い改めて†もらうことと、「装備って何買えばいいかイマイチわからない」って初心者に向けて、各装備の必要性と紹介をしていく記事だよ!
よく見かけるライダーの装備
まず、外で見かけるライダーの装備を思い出してみてください。
パッと出てくるので4種類くらいだと思います。
- 何も気にしてない、おしゃれ重視の格好
- 見た目重視よりだけど、長袖長ズボンは徹底してる格好
- ゴツいジャケットやズボンなど、見るからに暑そうな格好
- 全身革ツナギ
パット見で分かるとは思いますが、上に行くほど危険、下に行くほど安全性が高いです。
下2つに関して、人によっては「ダサいな…」「そんなガチガチの装備は嫌だな…」と言って譲らないことがあるので、本記事を読んで最低限、長袖長ズボングローブは徹底する人が増えたら嬉しいです。
装備の必要性
まず装備の種類ですが、頭から順に、
・ヘルメット
・胸、肩、肘、背中プロテクター
・グローブ
・膝プロテクター
・足先を守るもの
・etc…
が大まかな種類ではないかと思います。
これだけのものがそれぞれ体を守ってくれるわけですが、どのようにライダーにとっていい影響を与えてくれるのか、今回はヘルメット以外について書いていこうと思います。
安全性が高まる
ヘルメットは大事な頭を守るための重要な装備です。万が一の事故や転倒から命や頭を守ってくれます。
しかし、体の怪我からは一切守ってくれません。頭の無事が関わる事故で、装備なしの体が無傷で済むようなことはほぼ100%ないと言ってもいいでしょう。擦り傷に始まり、打撲、骨折等の怪我を負う可能性が大です。むしろ、ちょっとした低速での転倒などは体ばかり怪我することの方が多いです。
このちょっとした転倒になる罠が公道には多く潜んでいます。舗装が悪い、砂や砂利が浮いている、マンホールや排水口、前方車の急ブレーキなど、車では気にしないことがバイクでは全て転倒に繋がります。転倒しないために、減速にブレーキを使うのか使わないのか、使うならブレーキの強さや前後輪のバランスはどうするのか、それに加えて車体のバランスも取らないといけません。これらをとっさの状況判断で行わないといけないので難しいに決まってますよね。
想像してみると怖くなってきませんか?より遭遇する可能性の高い体の怪我から防衛するためにも、“最低限”長袖長ズボングローブは着用しましょう!!
快適性が高まる
初心者が疑って止まないのはこの部分ではないでしょうか?
という心の声が聞こえたり聞こえなかったり笑
それはある意味合ってます。半袖半ズボンで肌に目一杯の走行風を受けて開放感と共に走る。分かりますとも、自分も学生原付時代の夏通学は半袖でしたから(グローブはしてた)
では、どういった面で快適性が高まるのか、簡単に2点お伝えしようと思います。
日光を遮ってくれる
バイクは車と違って屋根がありません。半袖半ズボンでは肌に直射日光をかなり受けます。長袖長ズボンによって日焼けを防ぎ、かつ防御力も高めることができます。
バイク用品にはなりますが、買えるならばメッシュジャケット着用が断然おすすめです。日光は遮りつつ、風をしっかり通すので、体は木陰の中にあるような涼しさを得られます!プロテクターが始めから付いているものも多いので、安全面においても安心です。
ライディングが楽になる
長ズボンにすることでニーグリップの精度が高まり、結果的にライディングが楽になります。
一見ニーグリップと関係ないように思えますが、半ズボンではまともにニーグリップできないと考えた方がいいです。半ズボン履きたくなるほど暑い日に、タンクやフレームなどの車体が、素足でニーグリップできるほどの熱さなわけがないのです。
操作性が良くなる
理由の3つ目は、バイクの操作性が良くなることです。
今までは主に長袖長ズボンについての話でしたが、この項目ではグローブや足元装備についてのお話になります。
これら手先、足先の装備はそれぞれ仕事があるマニュアルのバイクの操作にかなり有効な装備です。対応する装備は、手はグローブ、足はライディングシューズ・ブーツとなっています。
MTバイクの運転では、左手がクラッチ、右手はフロントブレーキ、左足はシフトチェンジ、右足がリアブレーキの操作となっています。これら全てが運転する上で重要な操作となっています。
グローブ
手のレバー操作については、素手のほうがダイレクト感があったり、細かなフィーリングを掴みやすいかもしれません。しかし、断然グローブ装着の方が操作の安定性は高いです!
素手では汗や乾燥状態によってレバーが滑ったり、引っかかったりしますが、グローブを装着することでこれらがなくなり身体的要因による誤操作等を防ぐことができます。
グローブにも多くの種類があり、自分の手や用途にあったグローブを選ぶことでより良い操作性を手にすることができます!
グローブの種類
- メッシュグローブ(夏用のため薄手なので操作性、通気性に優れる。)
- レザーグローブ(革製のグローブ。引裂き強度が高く、破れにくい。馴染むと操作もしやすい。)
- オフロードグローブ(布製のグローブが多い。舗装路でコケるとすぐ破れるため、一般使用はオススメしない。)
- レーシンググローブ(名前の通り、サーキットユースも考えられたグローブ。革で作られ、ロングタイプのものがほとんどである。プロテクト性能も折り紙付き。)
安全性も高く、インナーグローブを夏冬で使い分けることで年間を通して使用できます。
インナーグローブとは名前の通り、グローブの内に装着するグローブ。
夏用は吸湿速乾、冬用は保温防風性能に優れたものが多く、快適性を上げるほか、インナーグローブ単体で洗濯できるため清潔に保ちやすい。
シューズ、ブーツ
バイク操作に特化された、バイク用のライディングシューズやブーツが各メーカーから販売されています。
これらの商品に共通してある特徴は、シフトレバー操作がしやすいパッドが左足の甲に装着されていることです。
これによって、シフトペダルをかき上げる時に、靴がへこんだりすることなく、スムーズなシフトチェンジができます。
また、くるぶしの部分まで覆っているハイカットのものが多く、尚且くるぶし部のクッション性が高いので、足先からのニーグリップによく貢献してくれます。
他にも、強度面でも一般的なスニーカーよりも優れています。スニーカーでバイクに乗る方も多いですが、お気に入りのスニーカーがシフトペダルで汚れたり、破れたりするのは嫌ですよね。シフトパッドはこれらを防いでくれます!
これは、脛まで覆っているため更に防御力の高いものになります!また、足首が変にねじれたりもしなくなるため、万が一の転倒時の怪我を軽くしてくれます。
おすすめの装備
最後に、夏の個人的おすすめ装備をまとめようと思います。
おすすめと言っても、商品を全部まとめるわけにもいかないので、部位ごとのおすすめ装備名のまとめになります。
- 頭…フルフェイスヘルメット
文句なしのフルフェイスですね。
夏は暑いですが、熱中症にならないようこまめな休憩を取るようにしましょう。
日本メーカーだとArai、SHOEI、Kabutoのヘルメットなら間違いないです。
形や重さ等、個人に合うものをしっかり試着してから選びましょう。- 体…メッシュジャケット
夏服にしては値段が張るものが多いですが、メッシュジャケットがおすすめです。
長袖なのに涼しく走れて、プロテクターがセットで付いてるものが多いので、ジャケットだけで完結できます。
様々なメーカーから出ているので、自分の好みのメーカーが見つかると思います。- 手…レザーグローブ
安全性も含めると、やはりメッシュよりもレザーに軍配が上がります。
レザーグローブでも、風通しをよくするためのパンチング加工がしてあるものもあるので、夏用であればそちらがおすすめです。
個人的にはインナーグローブの併用もかなりおすすめです。- 脚…あまりダボッとしてない厚手の長ズボン(お財布と相談)
こちらはちゃんとしたバイク装備ではありません。
メッシュパンツ等もメーカーから出ていますが、ジャケット等と比べるとかなり割高です。
気にしないのであれば、ライディング用のズボンがプロテクターが入ってたり、風通しや操作性もよかったりと、もちろんおすすめです。- 足…ライディングシューズ
シフトパッドや、くるぶしまであるハイカットスタイル、脱ぎ履きしやすいものが多いのも特徴です。
ブーツタイプのものと比べて、バイクを降りた時でも歩きやすい点もおすすめポイントとなっています。
以上がおすすめ装備となっています。
買いやすさも含めたものとなっていますので、ぜひこれを機に長袖長ズボングローブの装着を心掛けてくれたら嬉しいです。
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